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〔令和5年3月10日〕
日本伝統道ジャーナル 2023年4月号(2023/3/1発行)
2023年2月11日に「第二回日本伝統道祭」第11回全国総合空手道選手権大会が茨城県龍ケ崎市「ニューライフアリーナ龍ケ崎」にて開催された。
https://youtu.be/vx-ffF9y0Tk
開会式は大会名誉会長 萩原勇 龍ケ崎市長はじめ、第四代「修斗」世界ミドル級王者「野生のカリスマ」桜井マッハ速人氏、日本ボクシング第33代36代スーパーフェザー級王者「一撃の貴公子」コウジ有沢氏、K-1ワールドグランプリ決勝で武尊選手と死闘を演じた「孤高の空手家」小宮山工介氏、大会のテーマ曲も手掛けた現役薬剤師でシンガーソングライター薬師るり氏、地元龍ケ崎市の書道家 羽根田学氏の挨拶があり、その後 薬師るり氏と地元の龍ケ崎市小学生ダンスユニットFairyAngels(Sakura Hina Runo)のパフォーマンスで華やかにスタートした。
https://youtu.be/M5qT0tQP8Vg
組手試合が幼児の部から開始され、小学生は全て学年別で行われた。誌面の関係で特に印象に残った試合をご紹介する。
小学2年女子の部の地元龍ケ崎市の池田瑠希(正真塾本部)選手は4大会連続優勝中で今大会に挑み、決勝まで勝ち上がり決勝戦は関東総合空手道選手権大会と同じ対戦となったマッハ道場 櫻井花和選手。櫻井選手の気魄溢れる猛攻をカウンターでポイントを重ね勝利し、5大会連続優勝を果たした。試合開始前のショータイムでFairyAngelのメンバーRunoとしてダンスも披露してくれた。
https://youtu.be/wmn_9LYtFV0
そして今大会で特に印象的だったのは中学男子の部で優勝し、闘争心溢れる優勝者に贈られるファイティング・タイガー賞も受賞した北斗会館の小宮山龍選手は正しく「北斗の虎」。まだ中学1年とは今後が楽しみな選手。
https://youtu.be/izthHzAKBAk
小6女子組手の部で優勝し、矢のような真っ直ぐに伸びた右正拳二連突きが一回戦から印象的だった菊地塾の阿部優奈選手は美しい技で優勝した女子に贈られるファイティング・フェアリー賞も優勝と共に受賞した。そして相手の志雄会 関根美彩選手も技量が高く好試合となった。
https://youtu.be/l5R4Bk5jLOM
また同じ菊地塾の一般男子組手の部、65kg級で優勝した渡邉葵選手、無差別級で優勝した矢吹滉雅選手は硬式空手のトップ選手。見事な戦いぶりだった。特に矢吹滉雅選手の倒れた相手へ瞬時に正拳突きを寸止めで決めた合わせ一本勝ちは鮮やかで感動的だった。
https://youtu.be/_K8PDQXCooI
そして最終試合は今大会からオープンフィンガーグローブを採用した「打撃実戦の部」。決勝は志雄会の髙橋正人選手と五光会の佐々木康徳選手。延長戦でもポイント差が出ず旗判定でも副審が赤2本、白2本と別れ主審が白の髙橋正人選手に上げ髙橋選手の優勝となった。全く互角だったが体重差が大きかった事を考慮し主審が髙橋正人選手を勝ちとした。
https://youtu.be/5QwvRgcCM0g
今大会を通じて大きな怪我もなく、大会コンセプトである「すべての流会派、打撃格闘技が参加できる!」の通りに伝統派空手、フルコンタクト空手、防具空手、日本拳法、キックボクシング、総合格闘技、自衛隊徒手格闘術などの団体が参加し、打撃格闘技の良さを引き出した競技ルールは「顔面突きの実戦性と安全性の融合」を表現できた大会となった。
また演武・演奏では国際空手道 北斗会館館長 小宮山工介師範が津軽三味線日本一の喜楽座オリジナル曲「風の詩」に合わせての型を演じながら蹴り技で生花を切り、最後に花瓶に生けるという美しい演武は場内を魅了し、そして日本武道と日本芸道の融合の瞬間を表現し、大会に華を添えた。
https://youtu.be/QVU0OTvSHII
次回「第三回日本伝統道祭」第12回全国総合空手道選手権大会は2024年2月23日(祝)に同じくニューライフアリーナ龍ケ崎メインホールにて開催予定。
記事:日本伝統道ジャーナル編集部
【最新情報はホームページにて】
www.nihondentoudou.com
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